BI探検ノート

Power BI で、日付の売上を「月ごとの合計」にする(軸の「日」と「四半期」を外す)

約3分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 1. 最初の状態: 日ごとに並ぶ
  2. 2. 「日」と「四半期」を外す
  3. 3. 「日付」を選ぶと、月ごとにはならない
  4. 確認していないこと

確認日2026年10月25日。Power BI Desktop(日本語版、2.159.883.0)で、ダミーの CSV(2024年1月3日から9日おきの60行、売上は 1,050 から 4,000 まで)を使いました。確認できていないことは、末尾にまとめました。

日付の列と売上を棒グラフにしたら、日ごとの棒がずらっと並んで、見たかった「月ごとの合計」になりません。軸の設定だけで直せたので、実機で確かめた手順を書きます。

結論(30秒版)

  • 日付の列を軸に入れると、年・四半期・月・日の4段の階層が入り、棒は日ごと(60本)になりました。
  • 軸の階層の「日」と「四半期」を × で外すと、年と月だけになり、月ごとの合計(18本) になりました。
  • 軸のフィールドの ▾ メニューで「日付」を選ぶと、階層をやめて、日ごと(60本)の連続した軸になりました。月ごとにはなりません。

1. 最初の状態: 日ごとに並ぶ

CSV を読み込み、日付と売上を選ぶと、縦棒グラフが自動で入りました。軸には「年・四半期・月・日」の階層が入り、棒は60本、つまりデータの行と同じ数です。

日付の階層(年・四半期・月・日)が軸に入り、棒が日ごとに60本並んだグラフ

2. 「日」と「四半期」を外す

ビジュアルの設定の「X 軸」に、日付の下に「年」「四半期」「月」「日」が並んでいます。「日」の右の × を押し、続けて「四半期」の × を押します。

すると、グラフの説明が「年 および 月 による」に変わり、棒は2024年1月から2025年6月までの18本になりました。

軸が「年」と「月」だけになり、月ごとの合計の棒が18本並んだグラフ

棒の高さは、その月の売上の合計です。このダミーデータは9日おきなので、月に3行か4行で、行が4つある月は高く出ます(たとえば2024年2月は3行で、いちばん低い棒でした)。これはデータの行数の違いで、グラフの故障ではありません。

私の環境では、月の名前が「January」のように英語で表示されました(Windows と Power BI は日本語版です)。この理由は確かめていません。

3. 「日付」を選ぶと、月ごとにはならない

軸のフィールド(日付)の ▾ を押すと、メニューの下のほうに「日付」と「日付の階層」があり、いまは「日付の階層」にチェックが付いています。

軸のフィールドのメニュー。下に「日付」と「日付の階層」があり、「日付の階層」にチェックが付いている

「日付」を選ぶと、階層をやめて、日付のままの軸になりました。棒は日ごとの60本で、軸のラベルは「2024年4月」「2024年7月」のように、時間に沿って並びます。月ごとの合計にしたいときは、この方法ではなく、2の手順です。

「日付」を選んだ後。棒は日ごとの60本のまま、軸のラベルが時間に沿って並んだグラフ

日付の階層の仕組みと、設定を切り替える方法は、日付の軸が「年・四半期・月・日」になるときの直し方にまとめています。

確認していないこと

  • 日付の列が文字列のとき(階層が出ないとき)の動きは、別の記事に書きました: 日付が日付にならない。
  • 折れ線グラフ、マトリックス、スライサーでの動きは、確かめていません。
  • 「日付テーブル」を作って、「年月」の列を別に持つ方法は、この記事では試していません。
  • 年をまたぐ集計や、会計年度(4月始まり)での集計は、確かめていません。
  • 月の名前が英語で出た理由は、確かめていません。