BI探検ノート

Power BI の表に、数字に合わせた棒(データ バー)を入れる(条件付き書式の「データ バー」)

約4分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 1. 値のウェルの▾ → 「条件付き書式」
  2. 2. 「データ バー」を選ぶ
  3. 3. ダイアログは、そのまま OK
  4. 4. 数字に棒が付く
  5. 5. 「最小値」を数字で決める
  6. 6. 「最大値」を数字で決める
  7. 確認していないこと

確認日2026年10月25日。Power BI Desktop(日本語版、2.159.883.0)で、ダミーの CSV(店舗3行の売上)の「表」を使いました。条件付き書式の「ルール」は、別の記事に書きました(条件付き書式の「ルール」で OK が押せない)。確認できていないことは、末尾にまとめました。

表に店舗と売上の数字が並んでいるだけだと、大小が見づらいことがあります。Excel の「データ バー」のように、数字に合わせた棒を入れる手順を、実機で確かめました。

結論(30秒版)

  • 表を選び、値のウェルの「売上 の合計」の▾を押すと、メニューに「条件付き書式」があります。その中に、「背景色」「フォントの色」「データ バー」「アイコン」「Web URL」が並んでいました。
  • 「データ バー」を選ぶと、設定のダイアログが出ます。何も変えずに OK を押すだけで、売上の数字の背後に、値に合わせた長さの、うすい青の棒が付きました。
  • 棒の長さは、売上の大きい新宿が、いちばん長くなりました。

1. 値のウェルの▾ → 「条件付き書式」

表を選び、「ビジュアルのビルド」の値(列)のウェルで、「売上 の合計」の▾を押します。メニューの中ほどに、「条件付き書式」があります。

売上 の合計の▾のメニュー。条件付き書式、集計しない、合計、平均などが並んでいる

2. 「データ バー」を選ぶ

「条件付き書式」の右に、「背景色」「フォントの色」「データ バー」「アイコン」「Web URL」が出ます。「データ バー」を選びます。

条件付き書式のサブメニュー。背景色、フォントの色、データ バー、アイコン、Web URL

3. ダイアログは、そのまま OK

「データ バー - 売上 の合計」のダイアログが出ます。「スタイルの書式設定」は「データ バー」、「適用先」は「値のみ」、「バーの方向」は「左から右」、「最小値」と「最大値」は、どちらも「最小値」「最大値」(自動)で、「正のバー」は青、「負のバー」はオレンジ、「軸」は黒でした。「バーのみを表示」のチェックは、外れています。

「データ バー - 売上 の合計」のダイアログ。スタイル、適用先、バーの方向、最小値・最大値、正のバー・負のバー・軸の色が並ぶ

何も変えずに、「OK」を押しました。

4. 数字に棒が付く

売上の数字の背後に、うすい青の棒が付きました。新宿(2,150,320)がいちばん長く、渋谷(1,780,122)、池袋(1,500,100)の順に短くなります。合計の行には、棒は付きませんでした。

表の売上の数字の背後に、うすい青の棒が付いた。新宿が最も長く、合計の行には棒がない

5. 「最小値」を数字で決める

ダイアログの「最小値」を「最小値」から「カスタム」に変えると、数字を入れる欄が出ます。ここに 1500000 を入れて、OK を押しました。

最小値を「カスタム」にして、1500000 を入れたところ

棒の長さは、1,500,000 を基準(棒の長さ0)にして決まりました。池袋(1,500,100)の棒は、ほぼ見えなくなり、渋谷(1,780,122)の棒は、最初より短く、新宿(2,150,320)は、いちばん長いままでした。差を強調したいときに使えます。

最小値を 1500000 にした表。新宿の棒が最も長く、渋谷は短く、池袋はほぼ見えない

(この画像の表は、数字に桁区切りのカンマが付いていません。上の画像とは、別の読み込みで作ったためで、棒とは関係がありません。)

6. 「最大値」を数字で決める

「最大値」も、「最大値」から「カスタム」に変えると、数字の欄が出ます。最小値を 1500000 のままにして、最大値に 1800000(データの最大 2,150,320 より小さい数)を入れて、OK を押しました。

最小値 1500000、最大値 1800000 にした表。新宿の棒は端まで届き、渋谷(1,780,122)の棒もほぼ端まで届く。池袋は見えない

  • 棒の長さは、1,500,000 が0、1,800,000 が最大になりました。
  • 渋谷(1,780,122)の棒は、ほぼ端まで伸びました(最小値だけ決めたときは、半分より短かったです)。
  • 新宿(2,150,320)は、最大値より大きいのに、棒は端で止まりました(はみ出しませんでした)。そのため、新宿と渋谷の棒は、ほぼ同じ長さに見えます。実際は、新宿のほうが 37 万ほど大きいです。
  • 最大値を決める画面は、設定を押した直後には、棒の長さが前のままでした。少し待つと、直りました(私の画面では)。

最大値を、データの最大より小さくすると、大きい値の差が見えなくなります。見せたい差があるときは、気をつけてください。

確認していないこと

  • 「バーのみを表示」にして、数字を隠したときの見え方は、確かめていません。
  • 負の値があるときの棒(オレンジ)は、確かめていません。
  • 行が多いとき(数十行)の見え方は、確かめていません。
  • マトリックスや、他のビジュアルでの動きは、確かめていません。