Power BI で4月始まりの年度累計を出す方法(TOTALYTD)
濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています目次
確認日2026年10月24日。
Power BI Desktop(日本語版、 2.159.883.0)で、 ダミーの データを 使って 確かめました。 確認できていない ことは、 末尾に まとめました。
日本の
結論
(30秒版)
年度累計 = TOTALYTD([年度売上合計], 'カレンダー2'[Date], "3/31")で、3月末を 年度の 終わりに して、4月に リセットされる が累計 出ました。 前年度累計 = CALCULATE([年度累計], SAMEPERIODLASTYEAR('カレンダー2'[Date]))で、前年度の 同じ 月までの 累計が 出ました。 - 日付テーブルと
して は、「マーク」する 前 年度 累計が、その 月の の売上と 同じ 値 まま、 増えませんでした (合計の 行も 46,503 で、 年間の 合計 92,994 に なりません)。 - マークした
あとは、 24か 月分の 年度累計と 前年度 累計が、Python での 別の しました。計算と 全部 一致
前提(簡易なモデルです)
2024年4月1日〜2026年3月31日(730日)の
カレンダー2 =
ADDCOLUMNS (
CALENDAR ( DATE ( 2024, 4, 1 ), DATE ( 2026, 3, 31 ) ),
"年度", IF ( MONTH ( [Date] ) >= 4, YEAR ( [Date] ), YEAR ( [Date] ) - 1 )
)
列を
売上 = IF ( DAY ( [Date] ) = 1, 3000 + MOD ( MONTH ( [Date] ) * 700 + YEAR ( [Date] ), 1900 ), 0 )
年月 = FORMAT ( [Date], "yyyy-MM" )
売上は、
手順: 3つのメジャー
年度売上合計 = SUM ( 'カレンダー2'[売上] )
年度累計 = TOTALYTD ( [年度売上合計], 'カレンダー2'[Date], "3/31" )
前年度累計 = CALCULATE ( [年度累計], SAMEPERIODLASTYEAR ( 'カレンダー2'[Date] ) )
TOTALYTD の"3/31" が、
落とし穴: マークする前は、累計が増えない
表の

年度
私は、
直し方: 日付テーブルとしてマークする
次の
- 「カレンダー2」の
表を 選びます (表ビュー)。 - 「テーブル ツール」の
「日付テーブルと して マークする」を 押します。 - 「日付テーブルと
して マーク」を 「オン」に して、 日付の 列に 「Date」を 選んで、 「保存」を 押します。
すると、

- 2024-04 から
2025-03 (2024年度)は、4,024、 8,748、 12,272、…、 46,491 と 増えました。 - 2025-04 に、
4,025 に (新しい戻りました 年度の 累計)。 - 2025-04 以降の
行では、 前年度 累計が、 4,024、 8,748、…、 46,491 と 出ました (前年度の 同じ 月までの 累計)。 - 2024年度の
行(2024-04〜2025-03)の、 前年度累計は、 前の 年度の データが ないので、 空白です。
別の計算との照合
画面の
公式の記載との照合
Microsoft Learn(英語版、
- TOTALYTD の
構文 :TOTALYTD(<expression>, <dates>[, <filter>][, <year_end_date>])です。year_end_dateは、日付を 表す文字で、 年の 部分は 無視されます。 私は、 第3引数に、 "3/31"を直接、 置きました (間に フィルターの 引数を 入れず)。 画面では、 年度の 終わりと して、 働きました。 - 日付テーブルの
マーク : 公式の「Set and use date tables in Power BI Desktop」には、 古い形の 時間インテリジェンス関数を 使う ときなどに、 日付テーブルを マークする 必要が ある、と 書かれています。 私の 画面でも、 マークで、 結果が 変わりました。 - 公式の
例 :TOTALYTDの公式の 例には、 フィルターの 引数に、 ALL('DateTime')(日付の表全体の 絞り込みを 外す)を 置いて、 "6/30"を足した 例が ありました。 マークしない 場合の、 別の 回避策に 見えます。私は、 この 。書き方を、 試していません
この記事で確認できたこと・できていないこと
確認日: 2026年10月24日。
確認できた
TOTALYTD(…, "3/31")で、年度 累計が 出て、 4月に リセットされる こと SAMEPERIODLASTYEARを組み合わせた、 前年度 累計が 出る こと - 日付テーブルと
して マークする 前は、 年度 累計が 増えなかった こと (同じ表の 「年月」の 列を、 行に した とき) - マークした
あと、 24か 月分が 別の 計算と 一致した こと
確認できていない
- マークしない
状態で、 公式の 例の ALL('カレンダー2')を、フィルターの 引数に 置く 方法 - 売上が、
別の 表に あって、 リレーションシップで つながっている モデル(この 記事は、 簡易な モデルです) - 年度の
終わりが、 3月以外の 場合( 「9/30」など)。 式の 形は 同じです - 年度の
途中までの データ(データが、 ある 月までしかない 場合)での、 前年度累計の 見え方 - 折れ線グラフ、
カード、 Power BI サービスでの 動作、 英語版での 名称
参考
- TOTALYTD(Microsoft Learn、
英語版) 。確認日 2026年10月24日。 - DATESYTD(Microsoft Learn、
英語版) 。確認日 2026年10月24日。 - Set and use date tables in Power BI Desktop(Microsoft Learn、
英語版) 。確認日 2026年10月24日。
この記事で使った用語
- Power BI Desktop
- Windows で動く、レポートを作るためのアプリです。データの取り込みとモデルの作成、レポートの作成に向いています。