Power BI で、目標との比較(達成率)を出す方法(DIVIDE と、合計行の落とし穴)
濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています確認日2026年10月23日。
Power BI Desktop(日本語版、 2.159.883.0)で、 ダミーの データを 使って 確かめました。 確認できていない ことは、 末尾に まとめました。
売上と
結論
(30秒版)
- 達成率は
DIVIDE([売上合計], [目標合計])のメジャーで 出して、 書式を 「%」に しました。 目標との 差は [売上合計] - [目標合計]です。- 合計の
行 の達成率は、 売上の 合計 ÷ 目標の 合計に なりました (46,900 ÷ 45,900 = 102.18%)。 - 月ごとの
達成率を列で 作って、平均すると、 合計の 行は 102.43% に なり、 ずれました。 割合は、 列を 平均せず、 合計どうしを 割る メジャーに するのが、 正しい 形です。
前提
ダミーの目標 = 3500 + MONTH('月次売上'[月]) * 50 と
手順
「新しい
売上合計 = SUM ( '月次売上'[売上] )
目標合計 = SUM ( '月次売上'[目標] )
達成率 = DIVIDE ( [売上合計], [目標合計] )
目標との差 = [売上合計] - [目標合計]
「達成率」を
結果の読み方
1月は、
合計の
合計の行の落とし穴
月ごとの
月別達成率 = DIVIDE ( '月次売上'[売上], '月次売上'[目標] ) // 計算列
月別達成率の平均 = AVERAGE ( '月次売上'[月別達成率] ) // メジャー

月ごとの
全体の
目標が 0 や空白のとき
DIVIDE は、BLANK()(空
公式の記載との照合
Microsoft Learn(英語版)の
- 構文:
DIVIDE(<numerator>, <denominator> [,<alternateresult>])。この 記事の 形と 同じです。 - 0で
割る : 0 でとき 割る ときに、 代わりの 値、 または BLANK()を返す、 と 書かれています。 - 使い分け: 割る
数が、 0 や 空白に なりうる ときは DIVIDEを使う、 割る 数が 定数の ときは、 /を使う、と 勧められています。 目標は、 0 や 空白に なりうるので、 DIVIDEにしました。 - メジャーの
戻り値 : メジャーでは、代わりの 値を 指定せず、 BLANK()のままに するのが、 たいてい良い 設計だ、 と 書かれています。
この記事で確認できたこと・できていないこと
確認日: 2026年10月23日。
確認できた
- 4つの
メジャーで、 達成率(%)と 目標との 差が 出た こと - 合計の
行が、 売上の 合計 ÷ 目標の 合計(102.18%)に なる こと - 月別達成率の
列を 平均すると、 合計の 行が 102.43% に なり、 ずれる こと
確認できていない
- 目標が
0 や 空白の 月での DIVIDEの動き(公式の 記載だけ) - 店舗ごとなど、
複数の グループが ある とき - 目標を、
別の 表(目標の 表)に 持って、 リレーションシップで つなぐ 場合 - KPI の
ビジュアルや、 カードでの 表示 - Power BI サービスでの
動作、 英語版での 名称
参考
- DIVIDE(Microsoft Learn、
英語版) 。確認日 2026年10月23日。 - DIVIDE function vs. divide operator (/)(Microsoft Learn、
英語版) 。確認日 2026年10月23日。
この記事で使った用語
- Power BI Desktop
- Windows で動く、レポートを作るためのアプリです。データの取り込みとモデルの作成、レポートの作成に向いています。