Report Builder で 0 で割ると ∞・#Error になるときの対処
濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています確認日2026年10月20日。
Power BI Report Builder(15.7.1821.21、 日本語 UI)で、 ダミーの 3行の データを 使って、 確かめました。 確認できていない ことは、 末尾に まとめました。
Report Builder で、IIF で、
結論
(30秒版)
- 0 で
割る 式は、 割り算の 記号に よって、 結果が 違いました。 /は∞、 \(整数除算)は#Error でした。 IIF(分母=0, 0, 合計\分母)は、分母が 0 の とき、 条件が 真でも、偽の 側の 。式が 評価されて、 #Error に なりました - 避けるには、
偽の 側の 分母を、 IIFで1 などに 置き換えて、 0 で 割らない 形にします (下の 表の、 いちばん下の 式)。
この記事の確認方法について(先に)
式は、
検証の内容
「Count(件数)- 3」を、Sum(Fields!Value.Value,"DataSet1")(合計 270)です。

| 式(分母は、 | 実行した |
|---|---|
=1/0(定数) | ∞ |
=合計/(件数-3)(/) | ∞ |
=合計\(件数-3)(\、 | #Error |
=IIF(分母=0, 0, 合計\分母) | #Error(条件は |
=IIF(分母=0, 0, 合計/分母) | 0 |
=IIF(分母=0, 0, 合計\IIF(分母=0,1,分母)) | 0 |
読み取れる
/は、0 で 割っても、 エラーに ならず、 ∞ に なりました。 だから、 IIF(分母=0, 0, 合計/分母)は、0 が 返りました。 \(整数除算)は、0 で 割ると #Error に なります。 IIFで、真の 側(0)を 返す条件でも、偽の 側の (少なくとも式が 評価されて、 #Error に なりました \を使う 偽の 側が、 評価されていると 読めます。 公式の 記載との 照合は、 していません)。 - 偽の
側の 分母を、 IIF(分母=0,1,分母)で、1 に 置き換えると、 割り算が、 エラーに ならず、 0 が 返りました。
定数の 0 割りは、レポート全体が開かない
=1\0(定数どうしの
- 「レポートを
プレビューできませんでした。」 - 詳細:
「The ‘Value’ expression for the textrun ’… ’ contains an error: [BC30542] この 式の 評価中に 0 で 除算しました。」
![「レポートをプレビューできませんでした。」のダイアログ。詳細に [BC30542] この式の評価中に 0 で除算しました。](/_astro/pbi-err2-rb-divide-error.DZ6oEa6o_Z1w8jg0.webp)
定数の
#Error の理由は、画面に出ませんでした
実行時に
#Error が
避け方のまとめ
- 分母が
0 に なりうる式は、偽の 側の (例: 0 の式の 中でも、 分母を、 IIFで置き換えて とき 1)、 0 で 割らない 形にします。 - 0 の
とき、 表示したくない 場合は、 IIFの真の 側で、 空白などを 返す形に しても、 偽の 側が 評価される 点は、 同じです。
確認したこと・していないこと
確認日: 2026年10月20日。
確認できた
- 上の
表の 6つの 式の、 実行結果 (表示) - 定数の
1\0で、プレビューが 失敗した こと (メッセージは 上の とおり) - #Error の
理由が、 画面に 出なかった こと (確認した 範囲で )
確認できていない
- 画面の
「式の 編集」から、 式を 入力した ときの、 デザイン画面での 警告の 有無 - 分母が
0 の 行が、 一部だけの 場合(3行すべてが 0 の データだけ確認) IIFが、真と 偽の 両方を 評価する 点の、 公式の 記載との 照合 - 英語版 UI での
文言、 Microsoft Learn の 記載との 照合
この記事で使った用語
- Power BI Report Builder
- ページ分割レポートを作るための、専用のツールです。ダウンロードにライセンスは要りません。