BI探検ノート

2025年国勢調査の人口を47都道府県で一覧にした(増えたのは東京だけ、秋田は8.1%減)

約6分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 人口が多い都道府県
  2. 人口が減った割合が大きい県
  3. 増えたのは東京だけ
  4. 47都道府県の一覧(人口の多い順)
  5. 速報とは数字が違います
  6. 確認していないこと
  7. 出典

令和7年(2025年)の国勢調査の、人口等基本集計が公表されています。47都道府県の人口と、2020年からの増減を、一覧にしました。

数字の出どころ: 総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の概要」の表Ⅰ-2-1(2026年10月25日に確認)。「私の計算」と書いた部分は、この表から私が計算しました。

結論(30秒版)

  • 全国の人口は 122,972,528人で、2020年より 3,173,571人(2.5%)減りました。
  • 2020年から人口が増えたのは 東京だけ(+189,029人、+1.3%)で、残りの 46 道府県は減りました。
  • 減少率が大きいのは、秋田(−8.1%)、青森(−8.0%)、岩手・山形(−7.1%)、高知(−7.0%) です。減少数が最も大きいのは北海道(−244,342人)でした。

人口の増減(2020年→2025年)の47都道府県のタイル地図。色は値の大きさを表す。タイルの位置は目安で、実際の地図ではない

人口が多い都道府県

順位都道府県人口(2025年)2020年から
1東京14,236,627+189,029(+1.3%)
2神奈川9,193,922−43,411(−0.5%)
3大阪8,759,312−78,373(−0.9%)

人口が最も少ないのは、鳥取(523,073人)、次が島根(628,887人)、高知(642,836人)です。

人口が減った割合が大きい県

秋田(−8.1%)、青森(−8.0%)、岩手(−7.1%)、山形(−7.1%)、高知(−7.0%)、福島(−6.7%)の順でした。減少率が5%以上の道府県は16、3%以上は36です(私の計算)。

増えたのは東京だけ

東京の人口増加率は、2015〜2020年の 3.9% から、2020〜2025年は 1.3% へ、2.6ポイント縮んでいます。統計局は、沖縄(2.4%の増加から 0.1%の減少)、愛知(0.8%の増加から 1.3%の減少)、埼玉(1.1%の増加から 0.8%の減少)など7県が、増加から減少に変わったと書いています。

47都道府県の一覧(人口の多い順)

表の増減数と増減率は、統計局の表の値です。

順位都道府県人口(2025年)2020年から(増減数)増減率(%)
1東京14,236,627+189,029+1.3
2神奈川9,193,922−43,411−0.5
3大阪8,759,312−78,373−0.9
4愛知7,448,043−94,372−1.3
5埼玉7,287,325−57,440−0.8
6千葉6,257,225−27,255−0.4
7兵庫5,317,792−147,210−2.7
8福岡5,077,785−57,429−1.1
9北海道4,980,272−244,342−4.7
10静岡3,465,667−167,535−4.6
11茨城2,789,856−77,153−2.7
12広島2,682,786−116,916−4.2
13京都2,500,173−77,914−3.0
14宮城2,225,414−76,582−3.3
15新潟2,067,144−134,128−6.1
16長野1,953,866−94,145−4.6
17岐阜1,889,576−89,166−4.5
18群馬1,865,934−73,176−3.8
19栃木1,863,329−69,817−3.6
20岡山1,807,160−81,272−4.3
21福島1,710,242−122,910−6.7
22三重1,693,225−77,029−4.4
23熊本1,677,302−60,999−3.5
24鹿児島1,511,783−76,473−4.8
25沖縄1,466,548−932−0.1
26滋賀1,392,008−21,602−1.5
27奈良1,268,181−56,292−4.3
28山口1,262,770−79,289−5.9
29愛媛1,259,907−74,934−5.6
30長崎1,232,040−80,277−6.1
31青森1,139,461−98,523−8.0
32岩手1,124,652−85,882−7.1
33石川1,086,596−45,930−4.1
34大分1,076,353−47,499−4.2
35宮崎1,017,628−51,948−4.9
36山形992,297−75,730−7.1
37富山982,147−52,667−5.1
38香川906,828−43,416−4.6
39秋田881,470−78,032−8.1
40和歌山863,757−58,827−6.4
41佐賀780,675−30,767−3.8
42山梨779,276−30,698−3.8
43福井728,588−38,275−5.0
44徳島674,790−44,769−6.2
45高知642,836−48,691−7.0
46島根628,887−42,239−6.3
47鳥取523,073−30,334−5.5

速報とは数字が違います

2026年5月ごろに出た「人口速報集計」では、全国は 123,049,524人(2.45%減)で、各県の資料では、増えたのは東京と沖縄の2都県と書かれていました。今回の基本集計(この記事の数字)は、全国 122,972,528人で、沖縄は −0.1% と、増えたのは東京だけです。どの集計の数字かを、確かめてから比べてください。

確認していないこと

  • 表の増減数が、「2025年の人口 − 2020年の人口」と合うのは、47のうち45です。東京と神奈川は、表の増減数と計算が4人ずつ違います(理由は確かめていません。この記事は、表の値を使いました)。
  • 人口が動いた理由(出生、死亡、移動)は、この表では分かりません。

出典