BI探検ノート

2025年の転入超過は7都府県だけ(東京65,219人、広島は9,921人の転出超過)

約6分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 数字の基準に注意
  2. 転入超過の7都府県
  3. 転出超過が大きい県
  4. 47都道府県の一覧(転入超過の多い順)
  5. 前年との変化(私の計算)
  6. 確認していないこと
  7. 出典

2025年の都道府県間の移動で、転入が転出を上回った(転入超過の)都府県は7つだけでした。47都道府県の数字を、一覧にしました。

数字の出どころ: 総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」の「表7 都道府県別転入者数、転出者数及び転入超過数」(2026年2月3日公表、2026年10月24日に取得)。日本人移動者と外国人移動者の合計で、都道府県間の移動です。「私の計算」と書いた部分は、この表から私が計算しました。

結論(30秒版)

  • 転入超過は 東京(65,219人)、神奈川(28,052人)、埼玉(22,427人)、大阪(15,667人)、千葉(7,836人)、福岡(5,136人)、滋賀(353人) の7都府県でした。残りの40道府県は、転出超過です。
  • 東京は前年(79,285人)より、14,066人縮小しました。東京・神奈川・埼玉・千葉の合計は、123,534人の転入超過です(私の計算)。
  • 転出超過が最も大きいのは、広島(9,921人)、福島(7,197人)、静岡(6,711人)、新潟(6,379人)です。

2025年の転入超過(都道府県間の移動)の47都道府県のタイル地図。色は値の大きさを表す。タイルの位置は目安で、実際の地図ではない

数字の基準に注意

人口移動の数字は、基準によって結論が変わります。この記事は、日本人と外国人を合わせた、都道府県間の移動です。

  • 日本人だけの移動(表12)では、東京の転入超過は65,597人で、転入超過は7都府県です。
  • 外国人だけの移動では、埼玉の9,898人が最も多いと、統計局が書いています。
  • 国外との移動を含む「社会増減」では、社会増加の都道府県は23です。

記事や報道で数字が違って見えるときは、まず、どの基準かを確かめてください。

転入超過の7都府県

都府県2025年2024年
東京+65,219+79,285
神奈川+28,052+26,963
埼玉+22,427+21,736
大阪+15,667+16,848
千葉+7,836+7,859
福岡+5,136+4,160
滋賀+353−320

滋賀は、前年の転出超過から、転入超過に変わりました。

転出超過が大きい県

広島(−9,921人)、福島(−7,197人)、静岡(−6,711人)、新潟(−6,379人)、三重(−5,986人)、茨城(−5,960人)の順です(表の上位6県)。

47都道府県の一覧(転入超過の多い順)

総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告(日本人移動者と外国人移動者の合計)です。転入超過は、転入者から転出者を引いた値(表の値)です。

順位都道府県転入超過 2025年(人)転入者転出者2024年(人)
1東京+65,219451,843386,624+79,285
2神奈川+28,052235,438207,386+26,963
3埼玉+22,427188,323165,896+21,736
4大阪+15,667184,232168,565+16,848
5千葉+7,836165,248157,412+7,859
6福岡+5,136102,45397,317+4,160
7滋賀+35329,79729,444-320
8沖縄-55928,49929,058-1,529
9山梨-86215,07615,938+82
10奈良-1,07023,89324,963-2,121
11佐賀-1,15115,83416,985-1,866
12長野-1,41531,72133,136-1,530
13群馬-1,51635,94337,459-975
14島根-1,72110,41912,140-2,010
15栃木-2,01137,05339,064-1,521
16鳥取-2,0287,7819,809-1,830
17宮城-2,04642,84144,887-2,989
18兵庫-2,10294,92997,031-7,287
19愛知-2,181124,856127,037-7,292
20香川-2,23816,04818,286-2,586
21富山-2,32413,58215,906-2,119
22熊本-2,33328,92331,256-1,542
23徳島-2,4479,15511,602-2,824
24石川-2,77418,67621,450-4,176
25和歌山-2,81311,48514,298-2,797
26高知-2,9178,12911,046-3,121
27大分-2,97219,30222,274-2,790
28宮崎-3,02417,06320,087-1,064
29福井-3,1579,66212,819-1,690
30京都-3,75358,43062,183-4,761
31秋田-3,8369,84913,685-3,282
32岩手-3,96715,83519,802-4,873
33山形-4,28111,90116,182-3,876
34岐阜-4,52832,16936,697-5,238
35青森-4,54215,80120,343-5,285
36山口-4,90720,74925,656-4,357
37鹿児島-5,00324,81429,817-4,410
38北海道-5,16253,65658,818-6,285
39岡山-5,59427,71233,306-5,583
40長崎-5,60820,98026,588-4,997
41愛媛-5,69416,40022,094-5,194
42茨城-5,96055,68361,643-6,040
43三重-5,98629,44835,434-6,326
44新潟-6,37922,12028,499-5,782
45静岡-6,71155,87662,587-7,271
46福島-7,19722,78829,985-6,683
47広島-9,92143,31653,237-10,711

前年との変化(私の計算)

転入超過が前年より最も縮小したのは東京で、14,066人でした。反対に、転出超過が縮小した(増減がプラス)のは、兵庫(5,185人)と愛知(5,111人)です。

確認していないこと

  • 表の見出しの「(A)(B)」が、2025年・2024年の順であることは、東京の65,219人が統計局の要約と一致したことから、そう読んでいます。見出しそのものは、私は画像で確認していません。
  • 人口の増減の理由(仕事、進学、住宅など)は、この表では分かりません。ここでは書きません。
  • 市区町村別の数字は、扱っていません。

出典