BI探検ノート

2026年度の最低賃金を47都道府県で一覧にした(最高は東京1,280円、最低は宮崎1,085円)

約6分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 高い県と低い県
  2. どの県が大きく上がったか
  3. いつから変わるか
  4. Power BI で作るとき
  5. 47都道府県の一覧(改定後の額の高い順)
  6. 確認していないこと
  7. 出典

令和8年度(2026年度)の地域別最低賃金が、全47都道府県で答申されました。自分の県はいくらか、いつから変わるのかを、一覧にしました。

数字の出どころ: 厚生労働省「令和8年度 地域別最低賃金 答申状況」(2026年10月24日に確認)。発効日は、異議申出の状況によって変わる可能性があると、厚労省が注記しています。「私の計算」と書いた部分は、この表から私が計算したものです。

結論(30秒版)

  • 最も高いのは東京の 1,280 円、最も低いのは宮崎の 1,085 円です。差は 195 円でした。
  • 引上げ額は、47都道府県すべてで 54〜65 円でした。最大は佐賀の 65 円です。
  • 発効日は県ごとに違います。10月1日に発効する県は、15 です(私の計算)。

令和8年度の地域別最低賃金(時給)の47都道府県のタイル地図。色は値の大きさを表す。タイルの位置は目安で、実際の地図ではない

高い県と低い県

順位都道府県改定額
1東京1,280 円
2神奈川1,279 円
3大阪1,231 円
44長崎1,087 円
45(同額)高知・沖縄1,086 円
47宮崎1,085 円

1,100 円以上の都道府県は、29 でした(私の計算)。1,000 円を下回る県は、ありません。

どの県が大きく上がったか

引上げ額が大きかったのは、佐賀(65 円)、鹿児島(64 円)、高知と沖縄(63 円)です。小さかったのは、東京・神奈川・大阪(54 円)でした。

厚労省の発表では、国の目安を上回った県が 33 でした。私の計算でも、47 のうち 33 が目安を上回り、14 が目安どおりで、一致しました。

引上げ額が大きい県は、もともと低い県が多く、最高と最低の差は、前年度の改定前の額(203 円)より小さくなりました(195 円)。ただし、これは金額の差の話で、生活費の差は含みません。

いつから変わるか

発効日は、10月1日から12月2日の間で、県ごとに違います。たとえば、東京は10月1日、宮崎は10月24日、鹿児島は10月25日、沖縄は12月2日です。10月24日の時点で、すでに発効している県と、まだの県があります。

Power BI で作るとき

このデータは、CSV にして Power BI に読み込めます。47 行なので、小さな練習にも使えます。

  1. 表を CSV にします(都道府県、ランク、目安額、改定額、現行額、引上げ額、発効予定日)。
  2. 棒グラフで、都道府県を改定額の順に並べます(地図のビジュアルでの色分けは、私は実機で確かめていません)。
  3. 同じように、引上げ額のランキングも作れます。

47都道府県の一覧(改定後の額の高い順)

同じ額の県は、同じ順位にはせず、並びだけを示します(順位の数字は、並んだ順です)。発効日は予定で、今後変わる可能性があります(厚生労働省の注記)。

順位都道府県改定後の最低賃金(円)引上げ額(円)発効予定日
1東京1,280+54令和8年10月1日
2神奈川1,279+54令和8年10月1日
3大阪1,231+54令和8年10月1日
4埼玉1,196+55令和8年10月1日
5千葉1,195+55令和8年10月1日
6愛知1,195+55令和8年10月1日
7京都1,180+58令和8年11月16日
8兵庫1,172+56令和8年10月1日
9静岡1,154+57令和8年10月15日
10三重1,143+56令和8年10月1日
11広島1,141+56令和8年10月11日
12茨城1,136+62令和8年10月18日
13滋賀1,136+56令和8年10月3日
14北海道1,131+56令和8年10月1日
15栃木1,125+57令和8年10月1日
16岐阜1,121+56令和8年10月1日
17群馬1,120+57令和8年10月3日
18富山1,119+57令和8年10月1日
19長野1,117+56令和8年10月2日
20福岡1,114+57令和8年10月4日
21石川1,113+59令和8年10月3日
22山梨1,113+61令和8年11月1日
23福井1,112+59令和8年10月4日
24新潟1,108+58令和8年10月1日
25奈良1,107+56令和8年10月4日
26岡山1,104+57令和8年10月2日
27徳島1,103+57令和8年11月1日
28和歌山1,101+56令和8年10月3日
29山口1,101+58令和8年10月8日
30宮城1,098+60令和8年10月1日
31大分1,096+61令和8年11月1日
32佐賀1,095+65令和8年11月15日
33福島1,094+61令和8年10月16日
34愛媛1,093+60令和8年11月1日
35山形1,092+60令和8年10月30日
36島根1,092+59令和8年10月10日
37香川1,092+56令和8年10月1日
38熊本1,092+58令和8年12月1日
39青森1,090+61令和8年10月29日
40岩手1,090+59令和8年12月1日
41秋田1,090+59令和8年10月14日
42鳥取1,090+60令和8年10月3日
43鹿児島1,090+64令和8年10月25日
44長崎1,087+56令和8年11月2日
45高知1,086+63令和8年10月29日
46沖縄1,086+63令和8年12月2日
47宮崎1,085+62令和8年10月24日

確認していないこと

  • 全国加重平均の 1,177 円は、厚労省の発表です。労働者数の重みが手元にないため、私は再計算していません。
  • 発効日は、今後変わる可能性があります。
  • 時給から月収や年収を出す計算は、働く時間で変わるため、ここでは載せていません。
  • 厚労省のPDFの表の見出しを、私は画像として確認していません。「現行額」は、PDFの括弧内の数字を、そう呼んでいます(公開前に原本で確認します)。

出典