BI探検ノート

Power BI の日付スライサーで期間を絞り込む方法

約3分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 1. 日付の列を、スライサーに入れる
  2. 2. つまみを動かす
  3. 3. 「スタイル」の9つ
  4. 4. 「次の値より後:」
  5. 5. 「相対日付」
  6. 6. 「相対日付」を実際に選ぶ
  7. 確認していないこと

確認日2026年10月25日。Power BI Desktop(日本語版、2.159.883.0)で、ダミーの CSV(2024年1月3日から9日おきの60行、売上は 1,050 から 4,000)を使いました。確認できていないことは、末尾にまとめました。

日付の列をスライサーに入れると、期間を選ぶ形になりました。つまみの動かし方と、「スタイル」の選択肢を、実機で確かめました。

結論(30秒版)

  • スライサーに日付の列を入れると、初めから「指定の値の間」の形で、日付の欄が2つ(開始日と終了日)と、つまみが2つ出ました。範囲は、データの最小と最大(2024/01/03 から 2025/06/17)でした。
  • 開始日のつまみを右へ動かすと、開始日が 2024/09/19 になり、同じページの折れ線グラフと表が、その期間だけになりました。
  • 形は、「ビジュアルの書式設定」→「スライサーの設定」→「オプション」→「スタイル」で変えられます。選択肢は、9つありました。

1. 日付の列を、スライサーに入れる

何も選ばない状態で、「スライサー」を押し、データの「日付」にチェックを入れました。日付の欄が2つ(2024/01/03 と 2025/06/17)と、2つのつまみの線が出ました。右のグラフは、全期間(縦軸は 1K から 4K)です。

日付スライサー。日付の欄が2つと、2つのつまみ。下の折れ線グラフは全期間で、縦軸は1Kから4K

2. つまみを動かす

左のつまみ(「開始日」と出ます)を、右へ動かしました。開始日が 2024/09/19 になり、下の折れ線グラフは、その日以降だけになりました(縦軸は 2000 から 4000)。同じページの表も、同じ期間になりました。

開始日を 2024/09/19 にした日付スライサー。下の折れ線グラフは、その日以降だけ

日付の欄を押すとカレンダーのアイコンがあり、日付を選ぶ形でも決められるようです(この記事では、つまみだけを動かしました)。

3. 「スタイル」の9つ

スライサーを選び、「ビジュアルの書式設定」→「スライサーの設定」→「オプション」の「スタイル」を押すと、次の9つが出ました。

スタイルのドロップダウン。バーティカル リスト、タイル、指定の値の間、次の値より前:、次の値より後:、ドロップダウン、相対日付、相対時間、日付の選択

  1. バーティカル リスト
  2. タイル
  3. 指定の値の間(初めの形)
  4. 次の値より前:
  5. 次の値より後:
  6. ドロップダウン
  7. 相対日付
  8. 相対時間
  9. 日付の選択

4. 「次の値より後:」

「次の値より後:」を選ぶと、つまみが1つになり、終了日の欄は、グレーになりました。開始日(このときは 2024/09/19)だけで決める形です。折れ線グラフは、そのままでした。

次の値より後のスタイル。つまみが1つで、終了日の欄がグレー

5. 「相対日付」

「相対日付」を選ぶと、日付の欄の代わりに、3つの入力が出ました。

  • 左: 「最近」「次へ」「現在の」(選べるのは、この3つ)
  • 真ん中: 数字(初めは 1)
  • 右: 単位。「日間」「週」「週(暦)」「か月」「月(暦)」「年」「年(暦)」

単位を選ぶ前は、「適用されたフィルターがありません」と出ました。

相対日付のスタイル。単位のドロップダウンに、日間、週、週(暦)、か月、月(暦)、年、年(暦)が並んでいる

6. 「相対日付」を実際に選ぶ

左を「最近」、数字を 1、単位を「年(暦)」にすると、スライサーに「2025/01/01 - 2025/12/31」と出ました。このパソコンの日付は 2026年10月25日です。**去年1年(2025年)**になりました。折れ線グラフは、2025年の分(1月から6月)だけになりました(データは2025年6月まで)。

相対日付で、最近 1 年(暦)を選んだ画面。2025/01/01 - 2025/12/31 と出て、下の折れ線グラフは2025年の分だけ

左を「現在の」、単位を「年」にすると、「2026/01/01 - 2026/12/31」と出ました。データに2026年の行がないので、折れ線グラフは、空になりました。

相対日付で、現在の 年を選んだ画面。2026/01/01 - 2026/12/31 と出て、下のグラフは空

相対日付は、データの日付ではなく、そのパソコンの今日の日付を基準にしていました。古いデータだと、空になります。

確認していないこと

  • 「相対日付」の、ほかの組み合わせ(「次へ」、「日間」「週」「か月」)は、確かめていません。「年(暦)」と「年」の違いも、確かめていません。
  • 「日付の選択」「ドロップダウン」「タイル」「相対時間」のスタイルの見え方は、確かめていません。
  • 日付の欄に、日付を直接入れたときの動きは、確かめていません。
  • 日付の列が、日付の型ではなく、文字列のときの動きは、確かめていません。
  • 日付の階層(年・四半期・月・日)をスライサーに入れたときの見え方は、確かめていません(私の画面では、日付の列そのものを入れると、範囲の形になりました)。