BI探検ノート

Power BI の折れ線グラフで2つの軸を使う方法(第2 Y 軸)

約3分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 0. CSV を読み込む
  2. 1. まず、売上だけの折れ線グラフ
  3. 2. 「第2 Y 軸」に、数量を入れる
  4. 気づいたこと
  5. 確認していないこと

確認日2026年10月26日。Power BI Desktop(日本語版、2.159.883.0)で、ダミーの CSV(sales_agg.csv、6行)を使いました。店舗ごとの売上の合計は、京都 8,200、渋谷 7,600、新宿 4,900、数量の合計は、京都 6、渋谷 8、新宿 3 です。確認できていないことは、末尾にまとめました。

売上(数千)と数量(1桁)を、同じ折れ線グラフに入れると、目盛りが1つなので、数量の線は、ほぼ平らになります。右側に別の目盛りを足す方法を、実機で確かめました。

結論(30秒版)

  • 折れ線グラフの「ビジュアルのビルド」には、「X 軸」「Y 軸」のほかに、「第2 Y 軸」の入れ物がありました。
  • 「Y 軸」に「売上 の合計」、「第2 Y 軸」に「数量 の合計」を入れると、左に売上(5K〜8K)、右に数量(3〜8)の、2つの目盛りが出ました。
  • 線は2本になり、下に凡例(売上 の合計、数量 の合計)が出ました。

0. CSV を読み込む

練習用の sales_agg.csv(6行)を、Power BI Desktop に読み込みます。プレビューで、列が見えることを確認して、「読み込み」を押します。

CSV のプレビュー。店舗、商品コード、単価、数量、売上の列が見える

読み込むと、データペインに、sales_agg が出ます。クリックして開くと、列が見えます。

データペインを開いた状態。商品コード、数量、単価、店舗、売上が並んでいる

1. まず、売上だけの折れ線グラフ

「店舗」と「売上」にチェックを入れ、ビジュアルを「折れ線グラフ」にします。「店舗」は X 軸、「売上 の合計」は Y 軸に入ります。縦軸は、左に 5K から 8K まで出ました。

売上だけの折れ線グラフ。縦軸は、左に 5K から 8K まで。X 軸は店舗

「ビジュアルのビルド」を見ると、「X 軸」「Y 軸」の下に、「第2 Y 軸」の入れ物があります(まだ、空です)。

ビルドの欄。X 軸は店舗、Y 軸は売上の合計、第2 Y 軸は空

2. 「第2 Y 軸」に、数量を入れる

折れ線グラフを選ぶと、「ビジュアルのビルド」に、次の入れ物が並びます。

  • X 軸
  • Y 軸
  • 第2 Y 軸
  • 凡例
  • スモール マルチプル
  • ヒント

データペインの「数量」を、ドラッグして、「第2 Y 軸」に入れました。「数量 の合計」になります。

ビルドの欄。第2 Y 軸に、数量の合計が入っている

第2 Y 軸に数量を入れた折れ線グラフ。左に 5K〜8K、右に 3〜8 の目盛りが出て、線が2本ある

  • 左の目盛り(5K〜8K)は、売上のものです。
  • 右の目盛り(3〜8)は、数量のものです。
  • タイトルは、「売上 の合計 および 数量 の合計」に変わりました。サブタイトルは「店舗 による」のままでした。

気づいたこと

  • どちらの目盛りも、0 から始まっていません(左は 5K 付近から、右は 3 から)。0 から始める方法は、縦軸を 0 から始める記事に書いたとおり、「Y 軸」の「最小」で決めます。第2 Y 軸でも同じ設定があるかは、確かめていません。
  • 2本の線が交わる場所(京都と渋谷の間、渋谷と新宿の間)がありますが、この交わりに、意味はありません。2つの目盛りが、別々だからです。交わりを、「同じ値になった」と読まないように、注意が要ります。
  • 線は、なめらかな曲線で描かれました(3点だけなので、特に曲がって見えます)。なぜ曲線になったかは、確かめていません。

確認していないこと

  • 「縦棒と折れ線」のグラフ(棒と線を、1つにしたもの)は、試していません。この記事は、折れ線グラフ1つの中の、第2 Y 軸です。
  • 右の目盛りを、非表示にする、数字の形式を変える方法は、確かめていません。
  • 第2 Y 軸の目盛りの「最小」「最大」を、決める方法は、確かめていません。
  • 日付を X 軸にした場合や、3つ以上の数字を入れた場合は、確かめていません。