BI探検ノート

基本 練習問題 5 / 31

CSV の先頭に注記の行がある

目的(何のためにやるか)

CSV の先頭に注記の行があると、見出しがずれて、列の型が崩れます。正しい表として読み込めるようになるための練習です。

状況

先頭に「売上一覧」「出力日」と空行がある CSV です。そのまま読み込むと、見出しがデータになってしまいます。

準備

  1. CSV をダウンロードします(ダミーのデータです)。
  2. Power BI Desktop で、CSV を読み込みます。やり方は、はじめかたにあります。

やること

  1. そのまま読み込み、列名と1行目を確認する。
  2. 見出し(店舗、商品、数量、売上)が列名になるようにする。

まず、下を見ずに、自分でやってみてください。うまくいかなければ、ここから下の解説を、上から順に、読みながら、やってみます。

動画で見る(2分58秒)

問題の説明のあと、一時停止して、自分で解く時間があります。そのあとに、実際の画面で答え合わせをします。

ナレーションは、音声合成(Microsoft Haruka)です。動画は、YouTubeでも見られます。

解き方(ステップごとの解説・画面つき)

  1. 何が起きたか

    動画で見る(2分58秒)

    この動画は、練習問題の「問題と答え合わせ」です。ナレーションは、音声合成(Microsoft Haruka)です。動画は、YouTubeでも見られます。練習問題の、ページもあります。

    「データを取得」でテキスト/CSV を選ぶと、プレビューは次のようになりました。

    • 列名が、Column1、Column2、Column3、Column4 になりました。
    • 1行目に「売上一覧(2026年10月分)」、2行目に「出力日」と「2026/10/25」、3行目は空、4行目に「店舗、商品、数量、売上」が入りました。
    • 4つの列と、データの行は、すべて表示されました。
    読み込みのプレビュー。列名が Column1〜Column4 で、1行目にタイトル、2行目に出力日、3行目が空、4行目に見出し、その下にデータが並んでいる
    読み込みのプレビュー。列名が Column1〜Column4 で、1行目にタイトル、2行目に出力日、3行目が空、4行目に見出し、その下にデータが並んでいる

    「データの変換」を押して、Power Query エディターで開くと、次のとおりでした。

    Power Query エディター。列名は Column1〜Column4 で、1〜3行目が注記、4行目が店舗・商品・数量・売上
    Power Query エディター。列名は Column1〜Column4 で、1〜3行目が注記、4行目が店舗・商品・数量・売上
  2. 直し方

    1. 上の3行を削除する

    ホームの「行の削除」を開くと、次の項目がありました。

    • 上位の行の削除、下位の行の削除、代替行の削除、重複部分の削除、空白行の削除、エラーの削除
    「行の削除」のメニュー。上位の行の削除、下位の行の削除、代替行の削除、重複部分の削除、空白行の削除、エラーの削除
    「行の削除」のメニュー。上位の行の削除、下位の行の削除、代替行の削除、重複部分の削除、空白行の削除、エラーの削除

    「上位の行の削除」を選ぶと、「先頭から削除する行の数を指定します」というダイアログが出ます。「行数」に 3 を入れて、OK を押しました。

    「上位の行の削除」のダイアログ。行数の欄
    「上位の行の削除」のダイアログ。行数の欄

    すると、1行目が「店舗、商品、数量、売上」になり、手順に「削除された最初の行」が加わりました。

    3行を削除した表。1行目が店舗・商品・数量・売上。数式は Table.Skip(変更された型,3)
    3行を削除した表。1行目が店舗・商品・数量・売上。数式は Table.Skip(変更された型,3)

    2. 1行目をヘッダーにする

    ホームの「1行目をヘッダーとして使用」を押しました。列名が「店舗」「商品」「数量」「売上」になりました。続けて、型が自動で付き、数量と売上は整数になりました(店舗と商品はテキスト)。

    見出しが付いた表。店舗、商品、数量、売上の列名で、数量と売上は整数。適用したステップに「削除された最初の行」「昇格されたヘッダー数」「変更された型1」が並んでいる
    見出しが付いた表。店舗、商品、数量、売上の列名で、数量と売上は整数。適用したステップに「削除された最初の行」「昇格されたヘッダー数」「変更された型1」が並んでいる

答え合わせ

自分で採点する数字

最後に、列名が「店舗、商品、数量、売上」で、データは見出し以外の行になる(先頭の3行を飛ばしたあと)。

  • 列名が Column1〜Column4 になり、見出しの行がデータの1行目に入る(データは欠けない)。
  • Power Query の「行の削除」→「上位の行の削除」で 3 を指定し、「1行目をヘッダーとして使用」を押す。数量と売上は整数になる。
  • 数式は Table.Skip(変更された型,3)。

この解説は、実機(Power BI Desktop 日本語版 2.159.883.0)で確かめた記事から、まとめています。確認していないことは、記事の最後に書いています。
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確認日: 2026-10-25。CSV はダミーのデータで、無料です。