BI探検ノート

Power BI Report Builder とは?入手先・必要な環境・最初の1本まで

約6分

濵口 翔長崎で、Power BI のつまずきを記録しています
目次
  1. 何をするツールか(公式の記載)
  2. 名前が似たものが2つある
  3. 入手先(公式の記載)
  4. 必要な環境(公式の記載)
  5. 実機で確かめたこと
  6. まだ確かめていないこと
  7. 最初の1本
  8. 参考

確認日2026年10月27日。公式の記載は Microsoft Learn から、「実機で確かめたこと」は私の環境(Power BI Report Builder 15.7.1821.21、日本語画面)で確かめた内容です。分けて書きます。

「Power BI Report Builder って、何をするもの? どこで入れるの?」という疑問に、公式の記載と、私が実機で確かめたことを分けて答えます。

結論(30秒版)

  • Power BI Report Builder は、印刷・PDF 向けの、複数ページの帳票(ページ分割レポート) を作る、無料のアプリです(公式の記載)。
  • 入れるのに、Power BI のライセンスは要りません(公式の記載)。Microsoft のダウンロード センターから入れます。
  • 名前の似た 「Microsoft Report Builder」(SSRS 用)が別にあります。入れる前に、どちらかを確認してください。

何をするツールか(公式の記載)

Microsoft Learn では、Power BI Report Builder を、次のように説明しています。

  • 印刷に向いた、複数ページで、位置まで細かく決められるページ分割レポートを作るツール。表の全行を出せる。
  • データの取得元は、SQL Server、Oracle、Power BI のセマンティック モデル、Analysis Services、Azure SQL、OData などが挙げられている。
  • 出力の形式は、PDF、Excel、Word、CSV、XML、MHTML。

画面で触って分析する Power BI Desktop とは、役割が違います。違いと使い分けは、Desktop と Report Builder の違いにまとめました。

名前が似たものが2つある

名前何のためか公式の説明
Power BI Report BuilderPower BI サービスに発行する帳票を作る公式ページの題名は「Power BI Report Builder」
Microsoft Report BuilderSSRS(SQL Server Reporting Services)や Power BI Report Server 用別のダウンロードページ。インストール方法も別

この記事は、前者の話です。入手先のページも、前者と後者で別です。違うほうを入れても、動かないわけではない可能性がありますが、そこは確かめていません。

入手先(公式の記載)

  • 入手先は、Microsoft のダウンロード センターです。公式のダウンロード ページに「Download Power BI Report Builder」のリンクがあります。
  • 2026年10月27日に私が公式ページを見た時点で、最新の版は 15.7.1821.21(2026年10月15日リリース) と書かれていました。
  • ライセンスについて、公式は次のように書いています。
    • ダウンロードに、ライセンスは要らない(無料)。
    • 無料のライセンスでは、Power BI サービスの「マイ ワークスペース」に発行できる。
    • ほかのワークスペースに発行するには、Pro か PPU のライセンスが要る。

必要な環境(公式の記載)

Power BI Report Builder のダウンロードページには、次のように書かれていました(2026年10月27日時点)。

  • 対応する OS: Windows 11、Windows Server 2019 / 2022 / 2025
  • .NET Framework 4.8 以降
  • 空きディスク 80 MB、メモリ 512 MB

注意: SSRS 用の Microsoft Report Builder のページには、対応 OS に Windows 10 が入っています。Power BI Report Builder のほうは、私が見たページでは Windows 11 と Windows Server だけでした。Windows 10 で動くかは、私は確かめていません。

実機で確かめたこと

  • 私の環境では、Power BI Report Builder 15.7.1821.21 が、日本語の画面で起動しました。
  • 「新しいレポート」から「テーブルまたはマトリックス ウィザード」を使うと、データを入れた表を作って、プレビューし、PDF に書き出せました。手順は、表を作って PDF に書き出す方法に、画面つきで書いています。
  • 80行の表が、Desktop の PDF では1ページ(約30行)に切れて、Report Builder では3ページで全行出ました。PDF エクスポートで表が切れるときの対処に書いています。

まだ確かめていないこと

  • ダウンロードから、インストールの途中の画面まで(私の環境には、すでに入っていたため)。
  • 日本語の画面にする方法(言語の選び方)。
  • Windows 10 で動くか。
  • Power BI サービスへの発行と、スケジュール配信。

最初の1本

迷ったら、次の順に進むのが、手戻りが少ないと思います。

  1. 入れる(上の公式ページから)。
  2. ウィザードで、データ付きの表を作る。
  3. 請求書のような帳票なら、請求書風の帳票(RDL のサンプル付き)。

参考

この記事で使った用語

Power BI Report Builder
ページ分割レポートを作るための、専用のツールです。ダウンロードにライセンスは要りません。
ページ分割レポート
印刷や共有向けのレポートです。表の全行を、複数ページにわたって出せます。Report Builder で作ります。

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