BI探検ノート

基本 練習問題 27 / 31

桁のちがう2つの数字を、1つの折れ線グラフに出す

目的(何のためにやるか)

売上(数千)と数量(1桁)のように、桁の違う2つの数字を、1つのグラフで、並べて見るための練習です。

状況

店舗ごとの売上(千円台)と数量(1桁)を、1つの折れ線グラフに出します。目盛りが1つだと、数量の線が平らになります。

準備

  1. CSV をダウンロードします(ダミーのデータです)。
  2. Power BI Desktop で、CSV を読み込みます。やり方は、はじめかたにあります。

やること

  1. 店舗を X 軸、売上を Y 軸にした折れ線グラフを作る。
  2. 数量を、右の目盛りに出す。

まず、下を見ずに、自分でやってみてください。うまくいかなければ、ここから下の解説を、上から順に、読みながら、やってみます。

解き方(ステップごとの解説・画面つき)

  1. CSV を読み込む

    練習用の sales_agg.csv(6行)を、Power BI Desktop に読み込みます。プレビューで、列が見えることを確認して、「読み込み」を押します。

    CSV のプレビュー。店舗、商品コード、単価、数量、売上の列が見える
    CSV のプレビュー。店舗、商品コード、単価、数量、売上の列が見える

    読み込むと、データペインに、sales_agg が出ます。クリックして開くと、列が見えます。

    データペインを開いた状態。商品コード、数量、単価、店舗、売上が並んでいる
    データペインを開いた状態。商品コード、数量、単価、店舗、売上が並んでいる
  2. まず、売上だけの折れ線グラフ

    「店舗」と「売上」にチェックを入れ、ビジュアルを「折れ線グラフ」にします。「店舗」は X 軸、「売上 の合計」は Y 軸に入ります。縦軸は、左に 5K から 8K まで出ました。

    売上だけの折れ線グラフ。縦軸は、左に 5K から 8K まで。X 軸は店舗
    売上だけの折れ線グラフ。縦軸は、左に 5K から 8K まで。X 軸は店舗

    「ビジュアルのビルド」を見ると、「X 軸」「Y 軸」の下に、「第2 Y 軸」の入れ物があります(まだ、空です)。

    ビルドの欄。X 軸は店舗、Y 軸は売上の合計、第2 Y 軸は空
    ビルドの欄。X 軸は店舗、Y 軸は売上の合計、第2 Y 軸は空
  3. 「第2 Y 軸」に、数量を入れる

    折れ線グラフを選ぶと、「ビジュアルのビルド」に、次の入れ物が並びます。

    • X 軸
    • Y 軸
    • 第2 Y 軸
    • 凡例
    • スモール マルチプル
    • ヒント

    データペインの「数量」を、ドラッグして、「第2 Y 軸」に入れました。「数量 の合計」になります。

    ビルドの欄。第2 Y 軸に、数量の合計が入っている
    ビルドの欄。第2 Y 軸に、数量の合計が入っている
    第2 Y 軸に数量を入れた折れ線グラフ。左に 5K〜8K、右に 3〜8 の目盛りが出て、線が2本ある
    第2 Y 軸に数量を入れた折れ線グラフ。左に 5K〜8K、右に 3〜8 の目盛りが出て、線が2本ある
    • 左の目盛り(5K〜8K)は、売上のものです。
    • 右の目盛り(3〜8)は、数量のものです。
    • タイトルは、「売上 の合計 および 数量 の合計」に変わりました。サブタイトルは「店舗 による」のままでした。

    気づいたこと

    • どちらの目盛りも、0 から始まっていません(左は 5K 付近から、右は 3 から)。0 から始める方法は、縦軸を 0 から始める記事に書いたとおり、「Y 軸」の「最小」で決めます。第2 Y 軸でも同じ設定があるかは、確かめていません。
    • 2本の線が交わる場所(京都と渋谷の間、渋谷と新宿の間)がありますが、この交わりに、意味はありません。2つの目盛りが、別々だからです。交わりを、「同じ値になった」と読まないように、注意が要ります。
    • 線は、なめらかな曲線で描かれました(3点だけなので、特に曲がって見えます)。なぜ曲線になったかは、確かめていません。

答え合わせ

自分で採点する数字

左の目盛りが 5K〜8K(売上)、右の目盛りが 3〜8(数量)になり、線が2本になる。

  • 折れ線グラフの「ビジュアルのビルド」に、「第2 Y 軸」の入れ物がある。
  • データペインの「数量」を、ドラッグして「第2 Y 軸」に入れると、右に別の目盛り(3〜8)が出て、線が2本になる。
  • 左は売上の目盛り(5K〜8K)。2本の線が交わっても、「同じ値」の意味ではない。

この解説は、実機(Power BI Desktop 日本語版 2.159.883.0)で確かめた記事から、まとめています。確認していないことは、記事の最後に書いています。
元の記事を読む →

確認日: 2026-10-25。CSV はダミーのデータで、無料です。